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『一生折れない自信のつくり方』ブックレビュー

『一生折れない自信のつくり方』
著:青木仁志


こんにちは。のぎぽです。
自信、ありますか?
突然聞かれて「あります!!」って即答できる人は少なそうですよね。

「自信」をつけ、考え方を変え、よりよく生きるための本を読みました。


早起きや自分で決めたことを守るなど、日々小さな成功体験を積んでいくことで自信を培っていき、
自己暗示やポジティブ思考で高い自己イメージを持つことで自分の考え方を自分に有利に持っていく。
同じ出来事があっても、ダメージを受けて落ち込むよりチャンスを見出せるような自分を目指すんですね。
「できる!自分ならやれる!」と自信のある状態で実力を発揮してやるべきことに邁進し、
小さな目標を達成する毎に、自信を培っていく。
「自信」をつけることで自分を、人生を変えていくことに繋がっていきます。
単に「自信」をつける方法ではなく、「自信」からのアプローチでの生き方、人生哲学のようでした。
どん底から這い上がり成功を掴んだ著者の経験から得た、説得力があります。

仕事(営業)が話のベースとなっているので、会社員、特に営業マンの方には響くのではないでしょうか。
一方で、”「自分はできる!」と毎朝自分に言い聞かせる”といったガッツな方法もあり、
自己肯定感がなくてツライ・弱っている方には少し刺激が強いかもしれません。


「自信」からのアプローチの本ですが、私が一番印象に残ったのはむしろ目的・目標についてでした。
大前提として「自分の目的・目標を持つ」ことが大切です。

”目標”は、未来の理想の状態であり、目的への通過点。
”目的”は、目標の先にあるがんばる理由であり、存在理由

とのこと。

自分はどうなりたいか、どうありたいか。
目指す方向が定まっていれば判断の基準ができ、進む方向性がブレず、間違えても戻ってこられます。
「自信」を持てるのも、目指すべき方向に進んでいると確信できるからこそだと思うのです。

まずは改めて自分の目的・目標について考えて、そのうえで正しい自信に繋げていきたい。
思いがけないところに自分の課題を再発見できた一冊でした。

 

一生折れない自信のつくり方 文庫版

一生折れない自信のつくり方 文庫版

  • 作者:青木仁志
  • 発売日: 2016/02/22
  • メディア: 文庫