『精神科医が教える 読んだら忘れない読書術』ブックレビュー
『精神科医が教える 読んだら忘れない読書術』
著:樺沢紫苑
のぎぽです。趣味は読書です。
普段、読書はされますか?
本を読む人にもあまり読まない人にもオススメしたい、
きっと読書をしたくなる本を紹介します。
目次
目的をもって読書をしよう!
日本人は、約半数の人がほとんど本を読まないそうです。
実にもったいない。
暇つぶしにちょっと読んで、楽むのでも趣味としては充分ですが、
読書にはもっともっと大きな可能性があります。
知識を得て行動まで変えることで、最大限に自分に活かすことができるのです。
そんな、自己成長を目的とした読書について書かれた本です。
読書を全力バックアップ!
- 記憶に残る読書術
- スキマ時間読書術
- 深読読書術
3つの基本原則から、特に「アウトプット」「スキマ時間」の活用法について。
更に超実践編としてのノウハウがメインになります。
精神科医であり、月に20~30冊の本を読むという著者が30年間培い実践している、読書からの学びを最大化するためのスキルです。
といってもひとつひとつは難しいものでなく、すぐにでも取り入れることができます。
のぎぽも早速、最初に全体を把握して読書の目的を定め、速度を決めてから読む「パラパラ読書術」をはじめました。
要点を押さえて効率よく吸収できそうです!
HOW TOだけでなく、読書の必要性(メリット)、本の選び方・買い方、電子書籍活用法から著者のオススメ書籍まで
読書について全力バックアップ!!といった充実のサポート内容。
きっと本を読みたくなるし、活かしたくなります!
感想
「本を読む習慣」がいかに有用かについて改めて感じさせる内容でした。
自分としても、習慣としていろいろな本をたくさん読むようになってまだ一年ちょっとですが、かなり人生変わったことを実感しています。
習慣として読書を続けることで多くの本から多くのことを学び、救われています。
これからももっと読みたいし学びたいし活かしたい。読書に出合えて本当によかった。
多くの人にオススメしたい
「おわりに」で著者は、この本を書いた理由を挙げています。
自分の病気についての小冊子を渡しても、普段から読書の習慣がない患者さんは読まないそうです。
病気にならない・予防する知識や治す方法を多くの人に知ってもらいたい。
そのために読書を習慣にする人を増やしたい。
病気になる人を一人でも減らしたいという、医師としての願いから生まれた本だったのです。
その思いに対して更に、より多くの人に読んでもらえたらと思う一冊でした。