のぎぽと本

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「繊細さん」に伝えたい!HSPが自分をラクにする方法

こんにちは!のぎぽです。 

早速ですが、こんなお悩みはありませんか?

・毎日疲れきってぐったりしてしまう

・遊びに行ったり、楽しいことをしても疲れる

・他人の気分や感情に影響されやすい

・自分よりも他人の気持ちや好みを優先する

・人にどう見られているか気になり、自分を責めがち

あるある!なあなたは、ひょっとしたら「繊細さん」かもしれません。

 

『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる

 繊細さん」の本』

著:武田友紀

 

「繊細さん」である私、のぎぽが、実際に読んで救われた!と感じたこちらの本の活用法を、簡単な2つのステップでご紹介します。

 

“疲れすぎる”“生きづらい”

そんなあなたにぜひお届けしたいです。

 

 

  

繊細さんとは

HSPという言葉をご存知ですか?

Highly Sensitive Personの略で、「とても敏感な人」とも訳されます。

5人に1人の割合で存在する、神経が敏感に反応しやすい気質を持った人のこと。

 

最近ではロンブーの田村淳さんや元でんぱ組.inc最上もがさんがHSPであることを公表されており、徐々に世間的な認知度も上がってきています。

 

今回ご紹介する『「繊細さん」の本』では、HSPを親しみを込めて「繊細さん」と呼んでいます。

 

※ここでは詳しい説明は省略しますので、HSPの詳細やチェックリストは下記サイトをご覧ください。

HSP診断テスト:https://hsptest.jp/

 

 

繊細さんかも?と思ったあなたへ

冒頭の質問やHSPチェックリストに当てはまって、「自分も繊細さんかも?」と思っている方は、仕事や人付き合いにお疲れ気味で、お悩みなんじゃないでしょうか。

生活の中で、無自覚のうちにムリが溜まってしまっている状況かもしれません。

 

繊細さそれ自体は、目に見えない気質です。

生まれながらに持っていて、ずっと付き合ってきたとしても、これまで具体的に認識されてこなかった方が多いかと思います。

認識できず対処されなかった結果、疲れや生きづらさとして表面化してしまっています。

 

私も、ずっとそんな生きづらさを抱えてきた一人です。つらくてどうにかしたいけれど、どうしたらいいのかわからない。

そんな自分を責めてしまう負のスパイラル。

『「繊細さん」の本』は、そんなツライ状況を救ってくれた一冊です。

 

 

自分をラクにする“2つのステップ”

ステップは、具体的にこちらの2つです。

  1. HSPを知る、自分を知る
  2. 対処法を学ぶ、行動する

自分がHSPかも?と気付いたということは、すでに知るきっかけを得たということ!

そしてこの本でHSPについて「知る」「学ぶ」ことができます。

 

早速みていきましょう!

 

0.この本について

『「繊細さん」の本』の特徴は、作者が日本で数少ないHSP専門カウンセラーであり、自身もHSPであるということ。

彼女自身の経験と、カウンセラーとしての経験、そして多くのクライアントの経験をもとに書かれています。

HSPが陥りやすい日常生活での問題について、具体的な対処法がたくさん詰まったノウハウ本です。

 

「繊細さんが元気に生きる技術」との説明通り、誰にでも習得可能で有効な“使える”実用書です。

 

1. HSPを知る、自分を知る

『「繊細さん」の本』には、HSPについての説明と、人間関係や職場など状況ごとの対処法が載っています。

繊細さんの自覚がある方でも、今まで気付かなかった「繊細さんあるある」に出合えるかもしれません。

HSPについて知り、「これって繊細さんだからだったんだ」と知ることで、自分の気質を認める自己肯定につながります。

 

HSP自体は生まれ持った気質(先天的な特徴)なので、良い悪いといった判断をするものではありません。

 

また、疲れやすさはHSPによるものなので、あなたは悪くありません。

がんばりが足りないのでも、人より劣っているのでもありません。

 

今の生活で繊細さが不利に働いてしまっていたとしても、付き合い方がわかれば、自分で調節していくことができます。

 

自分の状態の原因を「知る」だけでも、気持ちがスッとラクなります。

私は初めてHSPという言葉に出合った時、漠然とした不安に名前や形がついたことで、視界が開けたように感じました。

 

2. 対処法を学ぶ、行動する

次に、『「繊細さん」の本』でたくさん紹介されているノウハウを普段の生活の中でやってみてください。

HSPと言っても千差万別ですので、全員が全てに敏感なわけではありません。自分に当てはまるもの、やりやすいものから気軽に始めてみましょう。

「部屋を暗くする」「耳栓をする」といった簡単なことから取り組めますよ。

 

過剰な刺激の防御+受けたダメージのケアを行うことで、実際に負担を減らしていくことができます。

効果を実感できれば、自分が何に敏感なのかもわかりやすくなると思います。

 

さらに、自分が大切にするポイントがわかれば、身の周りの環境・生き方について選ぶ際の基準にもなります。

 

人によって取り入れ方はさまざまですが、

自分をラクにする選択肢を増やすことが大切です。

それを自分で選んでいくことで、自分自身をラクにしていくことができます!

 

 

まとめ

簡単どころか、「読む→やってみる」というだけの、至極当たり前の2ステップでした。

改めて言われるまでもないわ!と思った方は、ここから先をすっ飛ばしてぜひ本書を手に取ってみてくださいね!!

 

 

責任感が強くて良心的、細かいことに気が付き自分に厳しい(方が多い)。

 

あなたの中の「繊細さん」に気付いてあげてください。

そして困っている「繊細さん」を助けてあげてください。

 

あなたの中の「繊細さん」をケアできるのはあなただけです。

あなたの中の「繊細さん」にやさしくすることで、

きっとあなた自身もやさしい気持ちになれます。

 

つらい自分をラクにすることは、自分を甘やかすとか、ワガママだとか、ダメなことではありません。

 

僭越ながら、あなたの中の「繊細さん」に代わり、私からお伝えいたします。

 

『それは、むしろ今取り組むべき最優先事項です!』