「繊細さん」に伝えたい!HSPが自分をラクにする方法
こんにちは!のぎぽです。
早速ですが、こんなお悩みはありませんか?
・毎日疲れきってぐったりしてしまう
・遊びに行ったり、楽しいことをしても疲れる
・他人の気分や感情に影響されやすい
・自分よりも他人の気持ちや好みを優先する
・人にどう見られているか気になり、自分を責めがち
あるある!なあなたは、ひょっとしたら「繊細さん」かもしれません。
『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる
繊細さん」の本』
著:武田友紀
「繊細さん」である私、のぎぽが、実際に読んで救われた!と感じたこちらの本の活用法を、簡単な2つのステップでご紹介します。
“疲れすぎる”“生きづらい”
そんなあなたにぜひお届けしたいです。
続きを読む
『一生折れない自信のつくり方』ブックレビュー
『一生折れない自信のつくり方』
著:青木仁志
こんにちは。のぎぽです。
自信、ありますか?
突然聞かれて「あります!!」って即答できる人は少なそうですよね。
「自信」をつけ、考え方を変え、よりよく生きるための本を読みました。
早起きや自分で決めたことを守るなど、日々小さな成功体験を積んでいくことで自信を培っていき、
自己暗示やポジティブ思考で高い自己イメージを持つことで自分の考え方を自分に有利に持っていく。
同じ出来事があっても、ダメージを受けて落ち込むよりチャンスを見出せるような自分を目指すんですね。
「できる!自分ならやれる!」と自信のある状態で実力を発揮してやるべきことに邁進し、
小さな目標を達成する毎に、自信を培っていく。
「自信」をつけることで自分を、人生を変えていくことに繋がっていきます。
単に「自信」をつける方法ではなく、「自信」からのアプローチでの生き方、人生哲学のようでした。
どん底から這い上がり成功を掴んだ著者の経験から得た、説得力があります。
仕事(営業)が話のベースとなっているので、会社員、特に営業マンの方には響くのではないでしょうか。
一方で、”「自分はできる!」と毎朝自分に言い聞かせる”といったガッツな方法もあり、
自己肯定感がなくてツライ・弱っている方には少し刺激が強いかもしれません。
「自信」からのアプローチの本ですが、私が一番印象に残ったのはむしろ目的・目標についてでした。
大前提として「自分の目的・目標を持つ」ことが大切です。
”目標”は、未来の理想の状態であり、目的への通過点。
”目的”は、目標の先にあるがんばる理由であり、存在理由
とのこと。
自分はどうなりたいか、どうありたいか。
目指す方向が定まっていれば判断の基準ができ、進む方向性がブレず、間違えても戻ってこられます。
「自信」を持てるのも、目指すべき方向に進んでいると確信できるからこそだと思うのです。
まずは改めて自分の目的・目標について考えて、そのうえで正しい自信に繋げていきたい。
思いがけないところに自分の課題を再発見できた一冊でした。
『思考の整理学』ブックレビュー
『思考の整理学』
著:外山滋比古
1986年第1刷発行のこちらの本。
2015年第104刷。すごいです。
多くの人に読み継がれる、”考えること”についてまとめた本です。
自分では”考えすぎる性格”だと思っていたのに、いざ誰かと何か話でもすると自分の意見がまとまらず、
日頃自分がいかに何も考えていなかったかを思い知って恥ずかしくなることがあります。
勝手に頭に浮かんでくることについてただ思うのと、物事について意識的に思考することは違う。
自分の考えを人に話せるようになるには、思いつくまま言葉を口に出すのではなく、
自分の中で思考して、自分の考えとして落とし込んで、それを言語化して初めてできるんですね。
何について考えるか、どう考えるか、それを深く広げていくか…
本の中では論文の題材についての話が出てくることもありますが、そこまでしない日常でも、もっと”考える”ということを楽しむことができそうです。
この本では、Ⅰ~Ⅵまでの章に、それぞれテーマに添った話が6Pにまとまっています。
考えの深め方、まとめ方―醗酵させたり、寝かせたり、カクテルしてみたり。
ひらめきについて。整理する、忘れる、描いてみる、しゃべる。
思考についての様々な角度からの考察や手法が短い文で簡潔にまとまっています。
朝飯前は考え事をするのに一番良いから、昼まで朝飯を食べずにずっと朝飯前。
昼食後、一回良く寝たらまた朝みたいなもんだから、夜までまたずっと朝飯前。
ということが書かれた話「朝飯前」は思わず笑ってしまいました。
難しい話ばかりでなく、読み物としても面白いです。
思えば”ものの考え方”について、教わることってあまりなかったように思います。
「自分の頭で考えなければダメだ!」と言われても、そもそも何をどう考えたら良いのかわからずに困ってしまう。
今現在の教育に明るくないですが、1980年代に著者が語るこの難しい問題が今でも続いていることも、
この本が永く愛読されている理由のひとつかもしれませんね。
考えることについて考えるヒントと楽しさが詰まった一冊でした。
『1日1分で人生が変わる おなかもみ上げ』ブックレビュー
『1日1分で人生が変わる おなかもみ上げ』
著:永井峻
昔から胃腸が弱く、持病も多いのぎぽです。
胃痛腹痛は割と日常。
自粛生活や環境変化のストレスからか、最近不調が続き、
「少しでも腹具合が良くなったらいいなぁ~」と藁にも縋る思いで手に取ったこちらの本。
おなかの調子を整える、もみ上げの方法を書いた本。
かと思いきや、それだけではなかった。
前半は、あらゆる不調はおなかからきている!というおなかの大切さやメカニズムについて。
肩こり腰痛から自律神経まで、おなかはあらゆる不調と深い関りがあるんですね。
メインとなるおなかもみ上げはとっても簡単。
自分のおなかって、普段あまり意識して触ることないですよね。
こんなに硬くて痛いところがあるのかと気付くと、これはケアしなければと実感できました。
個人差があると思いますが、ケア後は呼吸が楽になる感覚があります。
後半は効果を上げるケア方法やメリットに加え、予防術も豊富。
今ある不調だけでなく、これから先自分で調子をみてケアしていけるように、継続の大切さについても丁寧に説明されています。
全編を通して難しい専門用語はなく、真摯に実直に、体(患者さん)に向き合っており、
とっても親しみやすく読みやすい内容です。
体について、頭と心について、
人生について、QOLについて、
自分らしさについて、幸せについて。
おなかを通じて広く深く、人に寄り添って考えられた、著者の哲学書であり愛のこもったメッセージ。
特にエピローグは著者の強い熱意に溢れており、そんな風に感じられる一冊でした。